July 24, 2006 @ 12:23:55
· Filed under その他の活動
June 4, 2005 @ 13:45:09
· Filed under 大阪市会
立夏の候、緑豊かな清清しい季節となりました。
3月25日から、大阪城公園において都市緑化フェアが開催されておりますが、もうご覧になられましたか。花一杯の会場へ是非一度お越し下さい。
17年度、私は一年目と同じく、文教経済委員会に所属をし、3月の予算市会では所管の経済局、教育委員会、ゆとりとみどり振興に対し、地元ネタも含めた70分間の質疑を致しました。以下内容を要約してご紹介致します。
経済局
- 経済のグローバル化の中において、大阪市が国内、国外の都市間競争に勝ち抜く為には、国際競争力を持つロボットなどの新産業育成と、優良企業の大阪への誘致が重要であります。リハビリ用ロボットなど実用化に向けて、動きは加速しており、大阪市としてもロボットラボラトリーを十二分に活用すべきであるし、ロボットに関わる企業、大学、そして研究機関がうまくマッチング出来るような場所づくりが必要です。そのような場を通じて、大阪から新たなロボット開発やビジネスが
生まれ、大阪駅北地区の国際的なロボット研究開発拠点、ひいては産業クラスターの形成につながっていくのではないか。
- 健康や福祉、介護に関する各種の製品やサービスの展示、紹介を行っている、ATCの“エイジレスセンター”の機能を強化し、只単に展示、紹介するのではなく、出展企業のPRや、企業間のビジネスマッチングなどを積極的に行う必要があると思う。
その上で、ビジネスマッチングの実績を持つ、ロボットラボラトリーと連携した事業を行えば、エイジレスセンターの展示機能の強化、次世代ロボットの売上げ増加、ひいてはエイジレスセンター自身の活性化へと繫がるのではないか。
- 新産業の創出と同時に、大阪において一層の経済活性化を図る為には、直接即効性のある企業誘致推進が必要である。優良な企業の誘致は、新たな資本や雇用を生むだけでなく、経営ノウハウや技術発展など、有形無形のメリットを地域にもたらしてくれる。
平成13年度より始まった、外資系企業等誘致推進事業の今後について。
教育委員会
- 習熟度別少人数制指導について
平成16年度から実施されている、この制度でどのような効果がもたらされているか(平成18年度より全小・中学校に拡充されます)
- 子ども達にとって指導力の高い先生にめぐり逢えるか否かは重要な問題です。
マンネリ化しやすい、外からの刺激を受けにくい教員の世界において、教員の指導力向上をどのように計っていくのか。
- 教育の資質向上について
できる教員、できない教員が同じ評価ではおかしい。やる気の喚起という点においても、それなりの評価を与えることは必要で、優れた教員にはそれに値する給与面での優遇など、適切な対処が必要ではないか。
- 子どもの安全について
子ども達を取り巻く環境は、年々厳しさを増しております。大阪市においては、他の市町村に先駆けて、全校にモニター付きインターホン、オートロック装置、幼稚園、小学校、養護教育諸学校には、大阪府警本部への緊急通報装置を設置する等、学校の防犯対策が進められてきました。 しかし、想定外のことが起こる中、どんなにハード面を装備しても完璧ということはあり得ません。要は、その場にいる全ての大人が危機管理意識をしっかりと持つことが大切で、教職員だけではなく、管理作業員、給食調理員においても同様です。
- 学校安全確保の取り組みについて
昨年11月、中央区内の小学校において、“児童いきいき放課後事業”活動時間中に、不審者の侵入事案が起こりました。
市域の各いきいき活動あてに事案を周知し、児童の安全確保により一層努めるよう教育委員会より通達もしてもらいました。 いきいき指導員の危機管理意識の向上、“いきいき”と学校との連携強化、情報の共有を計り、子どもの安全の面だけでなく、学校時間内では対処できないことを“いきいき”の時間で取り組むなど、細かい対応ができるのではないか。学校と“いきいき”は、別物という意識を捨て、連携と情報の共有を計るべきである。
ゆとりとみどり振興局
- 世界オリンピアン協会(WОA)について
本市から年間100万ドルの支援が、WОAに対しなされています。立ち上げ期間のWОA支援と国際貢献という観点では、一定の成果も出てきているWОAは、大阪市からの支援にのみ頼るのではなく、企業から協賛金を得たり、加盟率の高いヨーロッパ地域、アメリカ地域内の加盟団体から拠出金を集めるなどして、WОA自らが収支改善に向けて一層の財政基盤の確立を図るべきである。本市の厳しい財政状況を考えると、今後も同等に続けることは到底、市民の納得を得られるものではなく、来年度の予算市会で議論すべきことではありますが、平成19年度以降の支援については是非とも縮減を図って頂きたい。
- 御堂筋オープンフェスタについて
(1点目) 秋には御堂筋パレード、区民まつり、各地域でのイベント、突発的に阪神タイガースの優勝パレードが入る等、多くの催し物があり、前3回も同日複数の行事と重なり、日程決定の難しさを感じました。一方、春はというと、イベントは何もないというのが現状です。来年の5月は御堂筋誕生70周年を迎えますし、新緑の中、花一杯のオープンフェスタは、また一味違う御堂筋の魅力を創出してくれると思いますし、GWの中で開催すれば、旅行客の誘導や大阪一泊延長につながるのではないかと思います。オープンフェスタの春開催。
(2点目) 準備には多くのお金と労力がかかっているのにも拘らず、わずか3時間ではもったいないと思います。警察との協議もありますが、開催時間を延長すべきではないか。
(3点目) 御堂筋東西には、人気の商店街も多数あり、オープンフェスタと歩調を合わせて、例えば“オープンフェスタSale”のような催しがあれば今後の集客にもつながり、食事や買い物を楽しんで頂く絶好の機会になると思います。線から面への拡がりを持たせたらどうか。
- 文楽通りについて
平成16年3月文教経済委員会、及び11月の決算特別委員会において、国際観光都市大阪の顔であるミナミの風俗環境浄化を提言しました。平成16年秋の中央区地域振興大会で、“ミナミ環境浄化宣言”がなされ、平成17年2月には、“ミナミ歓楽街環境浄化推進協議会”が発足、
同年9月には、地域、商店街、大阪府警、大阪府、大阪市、経済三団体による “ミナミ活性化協議会”が設立されました。その後、府議会の迷惑防止条例改正案可決により、改善の兆しも現れて参りましたが、これからが今迄以上に肝心です。
平成15年11月に文楽がユネスコの世界無形遺産に登録され、平成17年1月に關市長が、文楽劇場周辺を整備すると表明され、担当局であるゆとりとみどり振興局においても、財団法人地方自治研究機構と共に、“伝統芸能施設を核としたまちなみ整備に関する研究”をされ、平成18年2月には最終報告書案も出て参りました。この中身で特に気になる点は、来場者、関係者、地域を含め、7割以上の方が、現状が文楽の雰囲気にそぐわないと思っていらっしゃることです。
平成18年度予算では、来場者の80%以上の方が利用される地下鉄日本橋駅地下通路の美装化が行われますが、予定では通路のみで、階段部分(7号出口)が入っていませんが、階段出口までしっかりと美装をして頂きたい。
今後は地上部分に移りますが、未だ明確な指針は出ていません。今迄の流れを見ていますと、どうも縦割行政の弊害が出ているように思います。窓口はゆとりとみどり振興局であっても、中身は他局の所管の場合、しっかりとした連携がとれていない。ゆとりとみどり振興局はリード局として、関係局は入り口はどうであれ、市としての事業であるという認識を持って、主体的に取り組んで頂くようお願いをし、まちづくりの気運の高まる地域との協同のもと、柔軟な発想を持って、今後の事業に取り組まれるよう要望。
- 芸術文化の振興について
「大阪市芸術文化創造・観光振興行動計画」には、「草の根文化都市づくり」が謳われています。
ジュニアオーケストラの旗揚げの動きが他都市で出てくる中、大阪の芸術文化を下支えする人材の育成の為には、音楽活動を続けたい子ども達の受け皿にもなっている、大阪市ユースオーケストラのような団体を見守ることが大切です。今後芸術文化の振興にどのように取り組んでいかれるのか。
- 「大阪検定」制度の導入について
大阪に住んでいても、意外とまちの事、文化の事を知らないというのが現状です。
検定制度が自分のまちや文化を知る土壌づくりとなり、知識を持つことで、大阪への愛情と関心が高まれば、より良いまちづくりに繫がります。
検定は、文化的側面のみならず観光的側面もあるので、こうした事業こそ大阪観光コンベンション協会が主導的に取り組み、新たな財源確保に努めるべきです。
- ホームページを活用した観光情報の発信について
大阪市では、平成20年度までに、海外ビジター200万人、宿泊ビジター1200万人を大阪へ呼び込むという目標を掲げています。
“大阪へ行きたい”と思ってもらえるような情報発信することが重要ですが、現在のホームページでは不充分であります。内容の充実はもとより、画面構成も、もっと興味を持ってもらえるように再編するべきです。
“身の丈に合った行政”というスローガンのもと、全てにおいて経費削減が進められており、市からの指示に混乱する現場も多数あり、特に市民サービスに影響することについては慎重に進めるべきで、今こそ“集中と選択”を計らなければならないと思います。
大変難しい局面ではありますが、皆様のご意見も戴き乍、良好な市政運営に邁進して参ります。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。